政治部官邸キャップの平本さんは人事について「高市さんは人事で驚かせると言っていたが、党4役と呼ばれる幹部は副総裁を加えたメンバーは麻生さんを含めた5人中3人が麻生派となった。高市総裁は適材適所としているが、あるベテラン議員はこれではまるで麻生政権だと揶揄している。選挙戦で戦った小泉陣営の幹部からは『敵を排除し仲間だけを結集した』とされている。」、公明党の連立離脱については「いま自民党は野党との連立拡大を模索しているが、その前に今の連立パートナーである公明党との関係が少しこじれている。原因は高市さんの政治姿勢。公明党が最も大事にするのは『クリーンな政治』だが、高市総裁が裏金問題に不記載があった議員を党幹部に登用したことなどに起こっている。靖国神社参拝への姿勢なども協議をし、公明党側から懸念が改めて伝えられた。今の事態にある公明党の代表経験者は『連立解消もあり得るくらいの深刻な事態』、『今の自民党に話せる相手はいない』などと話していた。」、国民民主党との極秘会談については「どうも玉木氏と高市氏は2人であったり電話協議を行っているようだ。自民党と国民民主党のあいだではきのうは麻生副総裁と榛葉幹事長の協議があり、距離が一気に近づいている印象。ガソリン税の暫定税率廃止について玉木さんは時期にこだわっている。どれだけ早く下がるかは両党の協議次第。年収の壁の引き上げについても玉木さんは前倒しして今年の年末調整での所得税還付を目指すと発言している。」などと伝えた。