国民生活センターによる10代女性の事例を紹介。海外事業者が販売しているサプリを54mmから10mg、女性の推奨量の約10倍を3年間摂取した。女性が病院に行くと、鉄過敏症と診断され口内炎と歯茎の腫れなどの症状が出ていた。鉄分が多すぎることによって肝臓、脾臓、骨髄に鉄が沈着し、臓器の機能低下や、機能不全につながる可能性があるという。国民生活センターが海外で製造・販売されている5銘柄を調べたところ、1日当たりの摂取目安量が5つの銘柄とも日本の摂取基準を超えていたという。厚生労働省の基準によると、鉄摂取の1日の摂取目安量は成人男性が7から7.5mg、成人女性が10mgほど。鉄分を多く含む食べ物を紹介。鶏レバーが生で約4.5mg。カツオが1mg。コマツナが1.6mg。基本は食事で摂取してもらうのを推奨している。