香川県高松市にある昭和の名建築「旧香川県立体育館」は丹下健三が設計し、「船の体育館」と呼ばれている。竣工は1964年で、当時の技術の粋を集めたモダニズム建築として高い評価を受けている。しかし香川県は老朽化による倒壊の恐れを理由に、8億4700万円をかけて2027年9月までに解体する方針。そんな中、この建物を保存しようと地元の建築家の長田慶太さんが立ち上がった。耐震補強を施してホテルなどの複合施設として再生しようと提案し、このプロジェクトには乃村工藝社など4社が参画を表明している。テレビ東京は香川県に取材を申し込み、「なぜ民間団体が再生に名乗りを上げている中、公費をかけて解体するのか」「解体後の再開発計画が決まっていない状況で、なぜ解体を急ぐのか」と質問を送った。しかし県は「取材はお断りさせていただく」と回答した。国も事態を注視している。工学院大学の後藤治教授は「新しい時代に合う格好にしつつ、文化的・歴史的勝ちも残す。それを応援することが国としても大事」などと指摘した。
住所: 東京都渋谷区神南2-1-1
URL: http://naash.go.jp/yoyogi/
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