天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは国立公文書館で開催中の「源氏物語」などの平安文学の特別展を鑑賞された。単独で公務に臨まれるのは初めて。ここでは「夢みる光源氏−公文書館で平安文学ナナメ読み!−」という特別展が開催されていて、平安時代に人々が夢をどのように捉えていたかについて「源氏物語」やその注釈書などを展示して解説している。愛子さまは、「窺原抄」という江戸時代前期の「源氏物語」の注釈書について説明を受け「江戸時代は源氏物語の写本が充実していますね」と述べた。また、そのほかの展示も眼鏡をかけて熱心に鑑賞された。帰り際には「夢を通じて平安時代の心のあり方に触れることができました」と感想を述べられた。
住所: 東京都千代田区