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「国立劇場」 のテレビ露出情報

「NHK映像ファイル あの人に会いたい」から二代目 市川猿翁さんを紹介。かつては三代目猿之助として「スーパー歌舞伎」シリーズで名を馳せ歌舞伎界の革命児と評さてれている。三代目 市川段四郎と高杉早苗の子どもとして生まれると、7歳の時に三代目 市川團子として初舞台を踏んだ。祖父の初代 市川猿翁は舞踊にロシアンバレーの要素を取り入れるとともに「感動した思いを描け」と表現について指導を行っていたという。大学を卒業すると三代目 市川猿之助となるが、父と祖父を23歳の若さで亡くしてしまった。それでも大御所の参加に下ることはなく自分でプロデュースを行うことを心がけた。そして、目指したのは派手な演技で知られた江戸時代の歌舞伎で邪道とされてきた宙乗りや早変わりなど取り入れていくが、パッと見て目を奪うケレンな演出は明治にはいり西洋の文化が入ってくると非合理的だと廃れていったが、両方あったほうが面白いと話す姿が見られた。忠信が狐になる演出は芝居の筋には関係ないが、理屈なく面白く見せるとお客様は湧いてくれると振り返った。ケレンな演出はサーカスなどと揶揄されることもあったが、守ったら滅びるとの信念を貫いて派手な演出を続けていった。次第に受け入れられると猿之助歌舞伎ともよばれるようになる。猿翁さんは舞踊の技術でもしられ、祖父譲りの技は黒塚で評価されるだけでなく、ヨーロッパのオペラなどでの演技指導も行うようになっていった。猿翁さんは若手の指導にも積極的となっていて、門閥制度は歌舞伎の人材登用を阻んでいるとの思いがあり、才能のあるものを伸ばしていきたいとの思いがあったという。そしてスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」は現代語のセリフ・斬新なデザインとスピード感など現代を融合させることでそれまでの歌舞伎を超えたと注目された。観客に驚きと感動をもたらし今を生きる歌舞伎を追求した83年の生涯だった。猿翁さんは「夢に向かって進んでいる姿こそ夢なんだということ ひたすら無心に夢に向かって進もう 信ずれば夢はかなう」と話している。
住所: 東京都千代田区隼町4-1
URL: http://www.ntj.jac.go.jp/kokuritsu/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月12日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュースNHK NEWS WEB
1966年に開場した国立劇場は歌舞伎や文楽、日本舞踊など伝統芸能の継承を目的に数多くの舞台が上演されてきた。老朽化による建て替えのため去年の10月末に閉場して1年が経つが、全国的な建設費の高騰で入札の不調が続き、まだ解体工事も始まっていない。国立劇場は伝統の火を絶やさないようにと東京都内のホールなどを借りて公演を開いているが、長期間会場を確保するのが難しく、[…続きを読む]

2024年11月11日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
建設費の高騰などで東京の中野サンプラザ跡地など、今、全国各地で商業施設や公共施設の建設が大幅な計画の見直しを余儀なくされている。そうした中で日本の伝統芸能の拠点、東京の国立劇場も建て替えのために閉場して1年がたつが、入札の不調でいまだ解体工事も始まっていない。長引く劇場の空白期間を見据えた模索が始まっている。1966年に開場した国立劇場。伝統芸能を保存継承す[…続きを読む]

2024年9月6日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
伝統芸能の拠点、国立劇場は建て替えのため去年10月に閉場し、今は歌舞伎や文楽などの公演を都内のホールなどを借りて行っている。今月、主催する歌舞伎の公演は会場を渋谷区の新国立劇場に移して上演している。新国立劇場で上演中の「夏祭浪花鑑」は大阪の夏祭りのさなかに起きる殺人事件を描いた名作。ふだん現代劇やミュージカルなどを上演しているこの劇場、歌舞伎の舞台機構がない[…続きを読む]

2024年6月17日放送 13:00 - 17:09 NHK総合
国会中継(衆議院決算行政監視委員会質疑)
立憲民主党・小宮山泰子さんの関連質問。「立憲民主党は誰もが自分の能力を発揮できる環境を作るという経済政策の理念から人から始まる経済再生を昨年まとめた。6月6日に経団連の選択的夫婦別姓制度の導入を求める提言が発表されている。女性の社会活躍を願うならば、名字の問題は個人だけでなく企業にとってのビジネス上のリスクとして提言された。また6月12日に発表された2024[…続きを読む]

2024年6月7日放送 13:55 - 15:49 TBS
ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜(ニュース)
きょうから17日まで日本三大祭(京都「祇園祭」、大阪「天神祭」)の「山王祭」が東京・日枝神社で行われる。神幸行列(神幸祭)は6年ぶりの開催。都心を王朝衣装で練り歩く。約300mの行列、総勢500人、江戸時代から引き継がれる神輿、山車。今年のみどころは象の山車。象の山車が大きすぎて入らなかったということで半蔵門という地名ができたという説がある。服部半蔵の屋敷が[…続きを読む]

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