- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦
オープニング映像。
「虎に翼 最終週」などのラインナップ。
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- 連続テレビ小説 虎に翼
今日の募集テーマは「冷凍しておきたいわたしの思い出」。FAXは03-5454-2918から。スタジオには祖母が夏休みに冷凍庫をアイスクリームで満たしてくれたことで夢のような時間だったなどの話が寄せられている。
かつては映画の告知看板を手書きで行う文化があったが、この文化は今も現存しているのだという。手掛けているのは浅香正廣さんで昔はこのような看板が存在していたと知ってもらえれば楽しいと話している。畳1枚ほどの大きさの布で作られていて、人物の姿を下書きしアクリル絵の具などで仕上げていくが、表情は目の細部をこだわることで表現しているのだという。1枚につき最大10時間がかかるといい、浅香さんは写実的な作りにしすぎないことを心がけているのだという。これまでに300枚ほどの看板を描いてきたが、本業は音楽ライブなどの舞台美術だという。深谷市の映画館は1970年代までに全て閉館してしまったが、地元のNPOが2002年にミニシアター「深谷シネマ」をオープンしたことで復活する形となった。小島芽唯さんは弟子の1人で、中学生ながら看板を任せられるほどに成長している。映画をつくる人の思いを看板で伝え、街の活性化に役立てたいと浅香さんは話している。
街の映画館のポスターを手掛ける浅香さんは78歳だが門下生は4人いるといい、それぞれが古き良き文化の継承にむけて励んでいるという。
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- 浅香正廣
「NHK映像ファイル あの人に会いたい」から二代目 市川猿翁さんを紹介。かつては三代目猿之助として「スーパー歌舞伎」シリーズで名を馳せ歌舞伎界の革命児と評さてれている。三代目 市川段四郎と高杉早苗の子どもとして生まれると、7歳の時に三代目 市川團子として初舞台を踏んだ。祖父の初代 市川猿翁は舞踊にロシアンバレーの要素を取り入れるとともに「感動した思いを描け」と表現について指導を行っていたという。大学を卒業すると三代目 市川猿之助となるが、父と祖父を23歳の若さで亡くしてしまった。それでも大御所の参加に下ることはなく自分でプロデュースを行うことを心がけた。そして、目指したのは派手な演技で知られた江戸時代の歌舞伎で邪道とされてきた宙乗りや早変わりなど取り入れていくが、パッと見て目を奪うケレンな演出は明治にはいり西洋の文化が入ってくると非合理的だと廃れていったが、両方あったほうが面白いと話す姿が見られた。忠信が狐になる演出は芝居の筋には関係ないが、理屈なく面白く見せるとお客様は湧いてくれると振り返った。ケレンな演出はサーカスなどと揶揄されることもあったが、守ったら滅びるとの信念を貫いて派手な演出を続けていった。次第に受け入れられると猿之助歌舞伎ともよばれるようになる。猿翁さんは舞踊の技術でもしられ、祖父譲りの技は黒塚で評価されるだけでなく、ヨーロッパのオペラなどでの演技指導も行うようになっていった。猿翁さんは若手の指導にも積極的となっていて、門閥制度は歌舞伎の人材登用を阻んでいるとの思いがあり、才能のあるものを伸ばしていきたいとの思いがあったという。そしてスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」は現代語のセリフ・斬新なデザインとスピード感など現代を融合させることでそれまでの歌舞伎を超えたと注目された。観客に驚きと感動をもたらし今を生きる歌舞伎を追求した83年の生涯だった。猿翁さんは「夢に向かって進んでいる姿こそ夢なんだということ ひたすら無心に夢に向かって進もう 信ずれば夢はかなう」と話している。
猿翁さんの生涯について、横川さんは猿翁さんが「攻めは守り」と強気の改革を進める姿に感銘を受けていた。
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- 市川猿翁[2代目]
「NHK映像ファイル あの人に会いたい」の番組宣伝。
峯田さんのきょうの注目ニュースは”短観で賃金動向を把握”などとした。短観の正式名称は企業短期経済観測調査。3ヶ月に1回、日銀が焼く9000社を調査をしている。直近では10月1日に公表が予定されている。経営者が景気をどう見ているのかなどを知ることができる。短観は回答率が99%となっている。日銀は短観に賃金の動向を把握できる新しい質問項目の追加を検討し始めた。日銀の金融政策運営は賃金の動向の把握が欠かせないものとなっている。峯田さんは「日銀が目指すものは物価と賃金の好循環。賃金が上がればものは売れる。物が売れれば物価は上がる。企業の業績も好調になってくるので賃金が上がってくる。こういう景気をよくするサイクルを産むために日銀は消費者物価が持続的に上昇することを目指している。望ましいのは物価の上昇に見合った形で賃金が上昇する環境。なので賃金の動向を細かくチェックしたいというのが日銀の考えていること」などと話した。
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- 企業短期経済観測調査日本銀行
賃金の把握をできる調査は他に厚生労働省公表の「毎月勤労統計調査」があり、毎月の現金給与総額の動向をまとめている。連合の春闘の集計結果では労働組合がある企業の賃上げの動向をまとめている。この2つだけではまとめきれないこともあるため、日銀は短観を活用し調査を補完して賃金に関する企業の動向を幅広く把握したいと考えている。経営者側に給与を上げる予定はあるのかを探っていくものになるのかについて峯田さんは「企業の気分を把握していくのかってけっこう難しいですよね。どんな項目があるんだろうかってことを日銀も考え中なんですね。」などと話した。来週発表の短観の調査にはまだ盛り込まれない。適切な質問形式を確認するために一部の企業を対象に予備の調査を行うよう考えている。その上で来年後半以降に更新を公表する予定で、短観に項目が追加されるのは数年先の予定となっている。
秋田県・大館市長の石田さんは全国最年少市長となった。石田市長は27歳で歴代最年少の市長として話題の兵庫県・芦屋市の高島市長と同い年だが石田さんの方が4ヶ月ほど若く現職の市長では全国最年少となった。石田さんは5年前に双子の弟と一緒にカブトムシの販売などを手掛けるスタートアップ企業を設立。農業の廃棄物などを活用するノウハウを企業にも提供していて起業家としての顔も持つ。去年政界に進出し25歳で大館市議会議員選挙に初めて立候補し、候補者の中では最年少だったがトップで当選した。秋田県北部にある大館市は去年生誕100年を迎えた忠犬ハチ公の故郷として知られ、秋田犬のコンテストには全国から多くの人が訪れる。市の人口はこの10年間で1万1000人も減少し歯止めがかからない状態。石田さんは人口減少に危機感を覚え、市長として市政を担う選択をしたという。選挙戦では地元企業と連携して市街からの採用を増やし人材の確保に繋げることや、若者が求める新しい職種の企業誘致で若者の流出に歯止めをかけることなどを公約に掲げた。
今回の選挙戦は新人3人による選挙戦だったが相手候補の1人は地元選出の県議会議員や多くの市議会議員の支援を受けており、これまでの市政を継続する安定を訴え組織戦を展開した。多くの支持を集めたのは現状への危機感を訴えた石田さんだった。石田さんのこのあとの市政運営について前田さんは「今回の選挙結果は石田さんという人物への期待であって、選挙戦で具体的な政策や公約を訴えそれが評価されたとは言い難いから。」などと話した。相手候補を支持した議員が多数を占める市議会が石田市長の政策や予算を通すのかが不透明と言わざるを得ない。今月市議会がはじまり先週には石田市長が初めて一般質問の答弁に立った。70代が7割以上を占める大館市議会では石田市長に対しては厳しい姿勢で臨むという議員もおり、市議会が始まってからも変わらない。石田市長がこれから政策を実行していくためのポイントについて聞かれた前田さんは「対話を重ねることが大切なんですが、いずれは市のトップとして様々な決断を迫られます。そうした場面で覚悟を見せて市の職員や市民を納得させられるかの手腕が問われることになる。」などと話した。石田市長の考えが反映された政策や予算が提案されるのは12月の定例市議会から。
今日の募集テーマは「冷凍しておきたいわたしの思い出」。FAXは03-5454-2918から。5年前に亡くなった母が作った漬物「青菜漬け」が思い出という声が寄せられている。
連続テレビ小説「虎に翼」が最終回を迎える。最終週は最高裁・大法廷での裁判の判決を題材としていて、松山ケンイチ演じる桂場等一郎は尊属殺人をさばく様子が見られる。尊属殺人は過去の存在であり家族である直系尊属を殺したものに死刑または無期懲役の判決を下すというものとなっている。道徳から敬うべき親などを守ることがある。斧ヶ岳美位子のモデルとなった史実の女性も尊属殺人を行った女性も起訴された2日後に保釈されていた。史実では大貫大八さんと息子の正一さん親子が弁護にあたっていて、大八さんががんで倒れると正一さんは1人で弁護を行っていった。大貫さん親子は金の代わりにじゃがいもを受け取ることでお金のない人たちのために弁護を行っていたという。そして、ドラマでは桂場が「尊属殺人の規定はあまりに重すぎて憲法14条に違反する」と判決を下し尊属殺人の違憲を指摘しているが、史実でも女性は尊属殺人が重罪とされてきた中で執行猶予付きの判決を受けることとなった。尊属殺人をめぐっては、昭和25年は15人の判事のうち穂高重親のモデルである穂積重遠判事ら2人しか違憲と判断していなかったが、昭和48年に同様の事件が起きると合憲1・違憲14と時代が変わるにつれて判事の判断も変わっていった。婚外子相続差別をめぐっても平成7年時点では合憲10・違憲5と判断されていたが、平成25年には合憲0・違憲14・除外1と時代が変わるにつれて憲法の価値観も変わっていく様子が見られる。また、原爆投下を巡る裁判をめぐっては、史実でも原爆投下が国際法に違反すると判断した対応は三淵嘉子さんの元にも割り振られたが史実では順番に事件が割り振られることから偶然のことだったのではないかという。史実では8年に及ぶ原爆裁判の結審後に三淵さんは家庭裁判所へと移動したが、判決文は結審時の裁判官が判決文を書く事となっていることから判決文には名を連ねている。また、「虎に翼」の最終回が放送された後である30日には清永さんによるさらなる解説が行われる。
埼玉・越谷市から中継。「越ヶ谷宿に100以上!“謎の筒”を調査せよ」というミッションに挑戦。3時台の調査によると、もともとは染物に使われていた部品の一部で、いまはこれを灯籠として使ってるという話だった。越ヶ谷宿の灯籠は「普段は各商店に置いてあり、たくさん飾る時は全体のイベントをやったり催しの時に外に並べたり、年に何回か飾ってお客さんも来ていただいて楽しんでいただいている」という。するとディレクターから次にこの灯籠を作っている工場に行くよう指示された。続きは5時台で。
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- 越谷市(埼玉)
視聴者からの「冷凍しておきたいわたしの思い出」として「毎朝出勤するときに父が車で送ってくれれていて、電車が来るまで手を振ってまっていてくれた思いでをいつまでも冷凍しておきたい」などを紹介した。