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「日本反核法律家協会」 のテレビ露出情報

連続テレビ小説「虎に翼」が最終回を迎える。最終週は最高裁・大法廷での裁判の判決を題材としていて、松山ケンイチ演じる桂場等一郎は尊属殺人をさばく様子が見られる。尊属殺人は過去の存在であり家族である直系尊属を殺したものに死刑または無期懲役の判決を下すというものとなっている。道徳から敬うべき親などを守ることがある。斧ヶ岳美位子のモデルとなった史実の女性も尊属殺人を行った女性も起訴された2日後に保釈されていた。史実では大貫大八さんと息子の正一さん親子が弁護にあたっていて、大八さんががんで倒れると正一さんは1人で弁護を行っていった。大貫さん親子は金の代わりにじゃがいもを受け取ることでお金のない人たちのために弁護を行っていたという。そして、ドラマでは桂場が「尊属殺人の規定はあまりに重すぎて憲法14条に違反する」と判決を下し尊属殺人の違憲を指摘しているが、史実でも女性は尊属殺人が重罪とされてきた中で執行猶予付きの判決を受けることとなった。尊属殺人をめぐっては、昭和25年は15人の判事のうち穂高重親のモデルである穂積重遠判事ら2人しか違憲と判断していなかったが、昭和48年に同様の事件が起きると合憲1・違憲14と時代が変わるにつれて判事の判断も変わっていった。婚外子相続差別をめぐっても平成7年時点では合憲10・違憲5と判断されていたが、平成25年には合憲0・違憲14・除外1と時代が変わるにつれて憲法の価値観も変わっていく様子が見られる。また、原爆投下を巡る裁判をめぐっては、史実でも原爆投下が国際法に違反すると判断した対応は三淵嘉子さんの元にも割り振られたが史実では順番に事件が割り振られることから偶然のことだったのではないかという。史実では8年に及ぶ原爆裁判の結審後に三淵さんは家庭裁判所へと移動したが、判決文は結審時の裁判官が判決文を書く事となっていることから判決文には名を連ねている。また、「虎に翼」の最終回が放送された後である30日には清永さんによるさらなる解説が行われる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月11日放送 12:22 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
連続テレビ小説「虎に翼」の背景を解説するシリーズ。今回は「原爆裁判」について。解説委員・清永聡の解説。担当裁判官3人の中の1人が三淵嘉子さん。原爆裁判は1955年に広島と長崎の被爆者5人が国を相手に起こした裁判。原爆投下が国際法に違反するかどうかが真っ正面から争われた。ドラマは日本反核法律家協会が保管している当時の弁護士の記録を参考にした。弁護団は岡本尚一弁[…続きを読む]

2024年8月30日放送 16:15 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン旬の番組テイスティング
清永聡解説委員が連続テレビ小説「虎に翼」を深掘り解説。当時(昭和30年頃)は産休は出産前後の6週間のみと短く、仕事をしながら出産や育児を行うことは大変だった。昭和20年代から既に女性の法律家の団体が日本にあった。「原爆裁判」とは、広島と長崎の被爆者5人が国を相手に訴えを起こした裁判で、原爆投下が国際法に違反するかを議論した。これについては裁判記録が保管されて[…続きを読む]

2024年8月23日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
今から61年前、広島と長崎への原爆投下を明確に国際法違反だと判断した判決が、東京地方裁判所で言い渡された。裁判に関わったのは、広島出身で親戚を原爆で失った松井康浩弁護士。核兵器廃絶の道のりが厳しさを増す今、かつて司法の場で、その目標に取り組んだ松井弁護士の思いに迫る。ことし6月、広島市で開かれた討論会。世界各国から法律の専門家が集まり、原爆の違法性について議[…続きを読む]

2024年8月15日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
日本の民間人犠牲者数は50万人にのぼるが、軍人や軍属が60兆円超の補償を受け、被爆者・引揚者・シベリア抑留者などには救済措置があったが、民間人には補償どころか実態調査もなかったという。政府は、民間人が対象外の理由として「国との雇用関係がないから」としている。1979年、当時の橋本龍太郎厚生大臣のもと、「原爆被爆者対策基本問題懇談会」が設置された。被爆者に補償[…続きを読む]

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