国立感染症研究所によると、死に至ることもある劇症型溶血性レンサ球菌感染症の今年の報告数は、6月2日までに977人にのぼり、過去最多となった。去年のこの時期のおよそ2.8倍。この感染症の原因・溶連菌は、一般的にはのどの炎症などを引き起こすが、まれに重い症状となり、手や足の「え死」や多臓器不全を起こすことから、「人食いバクテリア」と呼ばれることもある。予防には、傷口の消毒や手洗い、マスクが有効。
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