子どもの食物アレルギー 対応にあたる現場を取材。牛乳アレルギーがある子には代わりのにお茶を与え、その後に他の子たちが牛乳を飲む。牛乳をこぼしたりすることを考慮してのこと。また牛乳アレルギーの子には乳製品が入っているカレーと乳製品除去を分けて作っている。こちらの保育所ではアレルギーに合わせて給食の材料を変えるなどして対応している。園長は「命に関わること。危機感を持ち丁寧に努めている」と語る。日本学校保健会の全国調査では食物アレルギーの子供は増加している。修学旅行などを扱う大手旅行会社ではアレルギーについての情報共有がウェブ上でできるシステムを導入した。一方、アレルギー食物を避けるのではないアプローチもはじまっている。経口免疫療法は原因物質を少しずつ量を増やし継続的に摂取し耐性をつけ食べられる量を増やすというもの。この日も12歳の子供が行っていた。この病院では、経口免疫療法は標準的な治療ではなく、臨床研究として慎重に実施している。
住所: 神奈川県相模原市南区桜台18-1
URL: http://www.hosp.go.jp/~sagami/
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