上野にある国立科学博物館では「特別展 氷河期展 人類が見た4万年前の世界」が開催。今回アンバサダーを務めるあばれる君が見どころを紹介。1つ目は4万年前のヨーロッパに生息していた巨大動物の展示エリア。オーロックスは全長約3.2mで、家畜ウシの原種と言われていれる。ギガンテウスオオツノジカの全長は約3.7m、ステップバイソンは全長約3.6mといずれも大きい。寒冷な地域に生息するほど体が大きく、温暖な地域に生息するほど体が小さくなる傾向があるという。これはベルグマンの法則と呼ばれる。全長約3mのケナガマンモスは寒さから身を守るため体毛が多く、体から突出している部分を小さくすることで熱を逃さずに体内に蓄えることができた。ケナガマンモスの牙はオスの力比べの他、氷を砕いて水を飲むために使われていたという。他にもネアンデルタール人とクロマニョン人の展示エリアでは祖先について知ることができる。さらに氷河期店の目玉として、実物の頭骨も展示している。
住所: 東京都台東区上野公園7-20
URL: http://www.kahaku.go.jp/
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