アルジェリア・I.ハリフ選手は男性の染色体を持つ女性。筋肉や骨格を作り上げるのに重要な働きをする男性ホルモンのテストステロンが高いと去年の世界選手権の出場が認められなかった。ただ、パリ五輪出場はIOCが正式に認めている。イタリア・Aカリーニ選手が棄権し、握手を拒否したことで、SNS上の誹謗中傷に拍車をかける結果になった。Aカリーニ選手は「意図的だったわけではない。彼女と全ての人に謝りたい」と騒動を謝罪している。橋下は「ハリフ選手はずっと女性として生活している。もともと男性で女性になったとかではない。テストステロンが高いから失格になったというのは、一部報道によると、失格理由は機密情報として正式には公開していない。性の多様性を認めていこうという世の中になるのであれば男・女じゃない基準でルールを作り直さないと選手が不幸になってしまう」等とコメント。