パリオリンピックでの誹謗中傷について。国際オリンピック委員会の選手委員会は選手や関係者に対するオンライン上でのひぼう中傷は8500件超と発表。誹謗中傷は日本選手にも向けられた。混合競歩リレーに専念するため個人種目を辞退した陸上・柳井綾音。SNSには身勝手だなどの投稿が相次いだ。バレーボール・小野寺太志も受けたと発表した。東京オリンピックでも誹謗中傷が大きな問題になった。スポーツは熱心なファンが多く行き過ぎた攻撃をする人も中にはいる。法律上は1つ1つの動向について違法かどうかを判断。違法なら削除や開示請求ができる。1つ1つについて違法性を考えないといけないので、今限界になっているという。侮辱であれば社会通念上許される限度を超える侮辱と、基準が立てられている。社会通念上許される限度を超えるかどうかは最終的に裁判官が判断する。裁判官によって侮辱なのか違法な侮辱でないのか決められてしまう。ブレが大きいと現場では考えられているという。