3月8日は女性の健康や権利などを考える国際女性デーだが、東京都内で関連のイベントが行われた。イベントに参加したのは、一般社団法人ジェンカレの「ジェンダーカレッジ」という連続講座を受けた若者ら。性別に基づく偏見や不平等のない社会を作るため、半年近く専門家などの講義を受け、議論した成果として、きのうは各自が今後取り組む「行動計画」を発表。講座を終えた学生らは、性的マイノリティーの生徒も生きやすい学校作りを進めるため、すでに取り組みを始めている各地の校長先生と連携することや、避難所のトイレの個室に生理用品を備え付けるよう行政などに提案することなどを発表した。このうち11人は今月ニューヨークで開かれるCSW(国連女性の地位委員会)に、NGO代表の一部として参加する予定で、世界の若者がジェンダー平等にむけどう取り組んでいるかなどを学びたいと話した。