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「IWC」 のテレビ露出情報

73年ぶりに建造された新たな捕鯨母船「関鯨丸」は今後商業捕鯨の中核を担う。日本がIWCを脱退し商業捕鯨を再開して5年近くが経ったが、クジラ肉の消費は増えていない。戦後間もなくは世界的にも捕鯨が盛んで、1948年にIWCが設立され日本も3年後に加盟した。次第に捕鯨をやめるべきと主張する加盟国が増え、1982年に商業捕鯨の一時停止が採択された。日本は1988年に商業捕鯨を中断した。一方1987年から南極海で調査捕鯨を始め資源は回復しているとして商業捕鯨の再開を訴えたが、溝は深まり2019年にIWCを脱退し商業捕鯨を再開した。これに対して海外や環境団体からは反発が寄せられた。水産庁資源に悪影響を与えなければ問題ないとの立場を示し商業捕鯨を早期に軌道に乗せると主張したが、現在軌道に乗っているとは言えない状況となっている。現在の捕獲枠は379頭、作られているクジラ肉は約2000トンで消費量も同じ程度。1人あたりの消費量は1962年度には2.4キロだったが2022年度は約20グラム。環境団体の要請で販売をやめたというスーパーもあった。水産庁は大型のナガスクジラの捕獲枠を新たに認める方針を示し、有識者からは関鯨丸の操業に合わせたのではないかと批判の声が出ている。水産庁は資源量に基づき捕獲枠を出せると判断した、操業と重なったのは偶然だとしている。捕鯨会社は赤字が続き2022年度に初めて黒字となった状況で、そこに船の建造費用約75億円の返済が生じ重荷となる。公的支援から自立する必要にも迫られている。IWCは尚反捕鯨国が半数を超え多くの国が捕鯨に厳しい目を向けており、水産庁や捕鯨関係者は透明性を確保した手続きや説明を行う必要がある。佐藤解説委員はクジラも水産資源の一つで特別扱いする必要はない、できるだけ早く捕鯨が普通の漁業になることに商業捕鯨の将来像があると話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月31日放送 14:50 - 15:00 NHK総合
時論公論(時論公論)
73年ぶりに建造された新たな捕鯨母船「関鯨丸」は今後商業捕鯨の中核を担う。日本がIWCを脱退し商業捕鯨を再開して5年近くが経ったが、クジラ肉の消費は増えていない。戦後間もなくは世界的にも捕鯨が盛んで、1948年にIWCが設立され日本も3年後に加盟した。次第に捕鯨をやめるべきと主張する加盟国が増え、1982年に商業捕鯨の一時停止が採択された。日本は1988年に[…続きを読む]

2024年5月1日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
今、クジラ肉の消費を再び拡大させようとする動きが活発化している。3月、東京・日比谷にオープンしたイタリアンレストラン「ラ・バレーナ・ネル・パルコ」はクジラ料理の専門店。パスタやサンドイッチにも鯨の肉が使われている。仕掛けたのが、国内最大の捕鯨会社「共同船舶」の所英樹社長。クジラの肉の消費拡大を目指し共同船舶が75億円をかけて新造したのが、捕鯨母船「関鯨丸」。[…続きを読む]

2024年3月26日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
山口県下関市で今週完成予定の大型捕鯨船。日本は5年前、国際的なクジラの資源管理を行うIWCから脱退し、31年ぶりに商業捕鯨を再開した。ただ、捕鯨を巡る国際世論は割れている。IWCに加盟する88カ国中、捕鯨に反対する国は50カ国にのぼる。一方で日本は「クジラ資源は十分にある」とし、持続的に捕鯨を続けていく立場。新たな大型船の完成により日本のクジラをめぐる状況は[…続きを読む]

2023年12月1日放送 4:20 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
世界では日本、ノルウェー、アイスランドが商業捕鯨を実施。アイスランドでは捕鯨が取りやめられていたが、日本の会社が買い取ることを条件に去年から再開。日本は4年前に国際捕鯨委員会から脱退し、商業施設0年ぶりに再開。漁場は調査捕鯨時よりも狭り、クジラ肉供給量は00年代の半分以下に。このことから、大型クジラが捕獲できるアイスランドからの輸入で供給量を増やす計画を立て[…続きを読む]

2023年10月21日放送 18:56 - 20:54 テレビ朝日
池上彰のニュースそうだったのか!!池上彰のニュース解説SP
日本は国際捕鯨委員会に入り調査捕鯨をしていたが世界各国から反対を受けていた。そこで正式に脱退し日本の食文化として正々堂々捕鯨を始めた。ただし捕鯨の範囲は日本近海に限っており、抗議活動をする団体は抗議する理由がなくなったという。

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