ILA（国際港湾労働者協会）によるアメリカ東海岸などでのストライキを巡り、バイデン大統領は3日、ILAとUSMX（米国海運連合）の労使交渉に「進展がみられる」との認識を示し、詳細は「間もなくわかるだろう」と述べた。これに先立ちUSMXも声明で、交渉再開に前向きな姿勢を示していた。一方、ストライキが3日目に突入する中、アメリカで消費されるオリーブオイルの3分の1を占めるスペイン産のオリーブオイルは、すでに輸入が滞っている。ニューヨーク市内のスーパーでは品薄となるなど消費者の懸念も広がっている。