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「国連安保理」 のテレビ露出情報

イギリスとフランスなどが17日にパリで開く会議で、話し合われる内容についても報道で明らかになってきた。筑波大学・東野篤子教授によると、イラン攻撃が始まってからヨーロッパ諸国が内心において一致しているのは、自分たちの戦争ではないということ。同時にトランプ大統領がヨーロッパ諸国に突き付けてきた要求は高く、ヨーロッパ諸国の本音はいかにトランプ大統領をこれ以上怒らせずに穏便に関わらないかということだろう。まずは意見を調整し、何ができるか、また絶対できないことは何か、という基本線を作ることが今回の会合の目的。米国が入るか入らないかは、デリケートで微妙なヨーロッパとしては頭の痛い問題。ヨーロッパ各国はイランへの攻撃においは一貫して距離を置く立場。主要5カ国のヨーロッパの国々がどのような立場でイラン攻撃に対応しているかを示した表を、東野教授が解説する。誰を非難しているかという点では、フランス・イタリア・ドイツはイランに非があるととしている。スペインはイランにも非があったが、戦争を起こしたイスラエルとアメリカも非難。イタリアはイランだけでなく、名指しはしないがアメリカも行動で非難している。どのイシューを取っても、ヨーロッパの国々にはグラデーションがある。
国際法に違反しているか否かについては、スペインは国際法違反とし、戦争には大反対だというのが一貫した立場。イタリアも国際法の枠外という微妙な言い方をしている。支持できないということが伝わるようにしてる。イギリスやドイツはあいまいな言及の仕方をしているが、内心ではアメリカを非難したいところ。自国の基地の使用をアメリカ軍やイスラエル軍に認めるかどうかは、スペインは認めないとしている。イギリスが一番前向きで、防衛的な措置に限り使用を認めざるを得ないとしている。イタリアは予想以上にアメリカに対する非難も強いが、基地協定がある以上は全否定はできない。フランスやドイツは協定によるとしている。どの国も直接の攻撃には加わっていない。ヨーロッパの国々にとってはこの戦争は自分たちの戦争ではないということ。ヨーロッパはイランだけではなく中東にも関与してきたが、ほとんど成果が出せていない。諦めがあるため、強く介入するような意志も能力もない。ヨーロッパにとってより大事なのは、イランではなくウクライナ。自分たちが真剣に取り組まなければならない問題との認識もある。
過去の中東での衝突において、ヨーロッパにとって苦い経験として忘れてはいけないのがイラク戦争。2003年アメリカがイラクを攻撃し、3週間で独裁的だったフセイン政権が崩壊。国連安保理の決議を得ないまま一方的に行われ、アメリカが大義として掲げた大量破壊兵器は存在しなかった。アメリカや参戦した国々は、国際社会から非難されることになった。非難を特に受けたのがイギリスとスペイン。“不十分な情報をもとに参戦した”として、イギリスのブレア政権は厳しく責任を問われた。スペインは参戦しなかったが最初からアメリカの判断を支持し、その後、治安維持などのためにイラクに舞台を派遣したこともあり、アスナール政権は選挙で大敗。フランスとドイツはイラク戦争に大反対したが、今回は声高にアメリカを非難することはしていない。攻撃を仕掛けたのはアメリカとイスラエルだが、程度の差はあれ5カ国すべてがイランを非難している。イランの核開発については、EU全体で非難していたという経緯がある。イランのハメネイ政権が国民を抑圧してきたことも、ヨーロッパが継続的に非難してきた。イランにも非があるということが、建て付け上はヨーロッパが言わなければならないことだが、ヨーロッパのほとんどの国は内心では、この戦争はアメリカとイスラエルが始めたもので、正当化できない攻撃だと思っている。
トランプ大統領は激しく批判したスペインに対し貿易を断つと発言するなど、ヨーロッパ批判を強めている。ヨーロッパにとってはトランプ大統領の不確実性が最大の懸念。トランプ政権の問題は、思いもつかないような報復を取ってくること。全く違うイシューを取引の材料にしようとする。トランプ大統領はNATO離脱をにおわせているが、離脱するとなるとアメリカ議会の承認を得るなど、プロセスが必要で簡単ではない。離脱せずともアメリカがNATOを無力化することはできる。NATOの肝は集団防衛だが、アメリカが一方的にやらないと言えば、NATOの存在意義は崩壊する。石油連盟の鈴木英夫専務理事からの「イラン攻撃がロシア・ウクライナ戦争に与える影響は何か」との質問に、東野篤子教授は「国際的な関心がウクライナからそれてアメリカの動きに集中していることと、アメリカがヨーロッパを通じてウクライナに売ってきた兵器が中東の攻撃に使われ、ウクライナに回る分が少なくなること」と答えた。東野教授から次回のゲストである海上自衛隊の元海将・福本出氏への質問は「イラン情勢をめぐって日本が出来ることは?」。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年7月22日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
国連トップ、グテーレス事務総長の後任を選ぶ動きが進んでいる。一方で国連安保理は機能不全に陥っている。国連の意義などについて解説。山本氏は事務総長の役割について「当事者の間に立って紛争解決に向け仲介していく、紛争終了後に平和を定着させていくのが大きな役割」「初代は世界で最も不可能な仕事だと言ったくらい」など話した。
国連の後任選びについて解説。主な候補者は4[…続きを読む]

2026年7月5日放送 9:54 - 11:35 TBS
サンデー・ジャポン(ニュース)
アメリカ建国250年イベントが行われる一方、イランではアメリカとイスラエルの攻撃で殺害されたハメネイ師の葬儀が行われている。慶応義塾大学・田中浩一郎教授によると、このタイミングで葬儀が行われたのは、アメリカとの戦闘終結に向けた覚書が成立したことが大きいという。アメリカとの停戦協議が進むかはまだ不透明で、トランプ氏とイスラエルの出方次第だという。日本への影響に[…続きを読む]

2026年6月22日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
映像の世紀バタフライエフェクト(オープニング)
ドイツはユダヤ人国家のイスラエルの支援を国是としてきている。その理由は80数年前に多くのユダヤ人を殺害してきた自らの過去にある。その罪の償いを国家の柱にしてきているという。もう一つイスラエルを強く支持してきた国がアメリカだ。アメリカの支持の背景にもホロコーストがある。もう一つはユダヤ系アメリカ人の存在があるという。

2026年5月29日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンニュースQ&A
「国連本部内の見学ツアーがあるなら総会ホールをみたくなりました。食堂には欧米料理に限らずアジア、日本料理、ハラルなどある?」事前に申し込めばガイドツアー付きで見学することができる。傍聴席に入って写真撮影も可能。カフェテリアはビュッフェ形式で量り売り。ツアーの参加者は入れない。料金は100g470円ほど、税金はかからない。ニューヨークの町中と比べると少し安い。[…続きを読む]

2026年5月19日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS
高市総理大臣はきのう、国連・グテーレス事務総長と会談した。グテーレス事務総長は「常任理事国が戦争を始め国際法に違反し拒否権を行使してその免責を保証できるような安全保障理事会です」、高市総理は「各国が分断されるのではなく力を結集して取り組むことはこれまで以上に重要」などと述べた。2人は国連加盟国の結束や安保理改革の必要性で一致した。

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