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「国連広報センター」 のテレビ露出情報

ことし国連が誕生して80年になる。職員として内側から国連を見てきた根本かおる氏が解説。国連は対話を推進し、ともに協力することであらゆる人々が健全な地球の上で平和・尊厳・平等のうちに暮らせる世界を構築できるという理念を掲げてきた。国連創設70周年の2015年にはSDGsを採択。また、パリ協定も合意された。
しかし、国連はいま逆風の真っ只中にある。各国で自国第一主義に拍車がかかり、新興国が力をつけ多極化が進む一方で国際社会を束ねる力は弱体化している。さらに、安保理常任理事国のロシアが国連憲章に違反してウクライナに侵攻。ハマスらによるテロ攻撃を受けて、イスラエルが国際人道法に反して攻撃を行っている。常任理事国による拒否権の発動で安保理は有効な手立てをとるこができないでいる。グテーレス事務総長も言及しているように、国連は改革の真っ只中にある。
国連加盟国は創設時の4倍近くに増加したものの安保理の常任理事国の体制は創設時のまま。世界の軍事費の増加が国際協力のための資金を圧迫する中で、アメリカと欧州の主要国が援助資金を大幅に削減、国連の人道・開発部門などが縮小を余儀なくされている。グテーレス事務総長は3月に国連自らの改革努力として「UN80 イニシアチブ」を立ち上げ、国連事務局の効率化案と国連システム全体の機構改革案を加盟国に示した。最も普遍性のある議論の場を提供し幅広い課題に取り組む国連という仕組みをいかに活性化できるかは加盟国政府の意思にかかっている。安全保障も気候変動も国際協力なくして解決できない。各国が自国の利益を優先するのは当然だが、その視点に国際協力も含まれなければならない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月28日放送 5:40 - 6:00 TBS
TBSレビュー(TBSレビュー)
大阪・関西万博の国連パビリオンで、紛争の現実を体感して考える没入型イベント 「ACTION for Peace」が開催された。戦場ジャーナリストの須賀川拓が、ガザ地区の現状について語った。平原弘子さんが、南スーダンの現状について語った。
国際連合広報センターの根本所長が、大阪・関西万博における国連パビリオンの役割について語った。地球を笑顔にするACTION[…続きを読む]

2024年11月18日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
東京・多摩市の小学校で行われた子どもたちが自ら取り組める温暖化対策について考える特別授業。国連広報センター・根本かおる所長が地球温暖化が進むことによって、日照りによる干ばつや大雨による災害などの頻度が世界中で高まっていると説明した。続いて家庭や学校で取り組める気候変動対策について考えるワークショップが行われた。子どもたちは「学校の電気をすべてLED」「筆記用[…続きを読む]

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