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「UNEP」 のテレビ露出情報

COP30はパリ協定のルールに基づいて世界各国が2035年以降の新たな温室効果ガス削減目標を提出し対策強化を話し合う場になる予定だったが締め切りまでに提出した国は3割、会期中までは6割にとどまった。化石燃料獲得競争やアメリカ再離脱などが対策に逆風となっている。中国も具体的な削減目標を初めて提出したことは一歩前進だとの見方もある。しかし気温上昇1.5℃には世界全体で約6割減が必要で中国の目標は低すぎるのも明らか。COP30で注目されたのはCOP28で合意した化石燃料からの脱却の加速について。具体的な成果は乏しかった一方、国際協調路線を維持・分断回避したことには一定の評価の声をある。
UNEPが発表した報告書では世界の温室効果ガス排出量は去年も過去最多を更新。1.5℃には世界で排出可能なCO2は残り1300億トンで現在の排出量だと3年余で超過する。IEAも各国が打ち出している対策を実施しても今世紀末の気温は2.5℃上昇するとして大気中のCO2除去も必要としている。大気中のCO2除去は世界で開発競争が進んでいるが実施には莫大なコストもかかり専門家はまず排出を減らす方が先だと指摘する。日本は第7次エネルギー基本計画では再エネ4~5割、原子力2割程度に増やす方針を示しているが原子力への信頼回復が不十分で拡大は不透明。また再エネにも逆風が吹いている。物価高対策のガソリン税暫定税率廃止も消費が増えれば脱炭素には逆行している。気候変動と他の社会課題の同時解決がカギとなる。東京大学未来ビジョン研究センター・高村ゆかり教授は気候変動対策が他の社会課題解決にも繋がることを訴えていくのが重要と指摘する。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年12月3日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(時論公論)
COP30はパリ協定のルールに基づいて世界各国が2035年以降の新たな温室効果ガス削減目標を提出し対策強化を話し合う場になる予定だったが締め切りまでに提出した国は3割、会期中までは6割にとどまった。化石燃料獲得競争やアメリカ再離脱などが対策に逆風となっている。中国も具体的な削減目標を初めて提出したことは一歩前進だとの見方もある。しかし気温上昇1.5℃には世界[…続きを読む]

2025年10月3日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース@ソウル
子どもの成長や年齢にあわせてたくさんの種類があるおもちゃだが、頻繁に買い替えるとお金がかかる。こちらで販売されているおもちゃは低下の半額以下。NGOが寄付されたおもちゃを修理しバザーで販売している。個人や企業から寄付されるいおもちゃは年間約80トン。NGOでは検品をし、修理・部品の再利用などに分類している。廃棄ゼロを目指しているが、分別するのは時間も費用もか[…続きを読む]

2025年8月6日放送 6:00 - 6:30 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
プラスチック汚染防止に向けた初の国際条約を取りまとめる会議が5日にスイスで始まった。会議は2022年の国連環境総会での決議を受けて開催され、去年12月に韓国で行われた協議で条約案の取りまとめを目指していたが、EUなどがプラスチック生産量に規制を設ける必要性を主張したことで産油国が反発して合意が見送られていた。プラスチック汚染による損害は全世界で年間約3000[…続きを読む]

2025年6月6日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
6月5日は世界環境デー。世界のプラスチックごみは2019年には3億5300万トンで、年間2200万トンが環境中に流出している。インガー・アンダーセン事務局長が、プラスチック汚染を国際社会は連帯して撲滅しなければならないと述べた。インドではプラスチック製品の消費が急増していて、餌と勘違いしてプラスチックごみを食べる牛もいる。インド政府は、使い捨てプラスチックを[…続きを読む]

2025年1月27日放送 2:03 - 2:53 NHK総合
NHKスペシャル(オープニング)
ことしの夏、世界中が山火事に襲われた。ことし2月、国連環境計画は山火事に関する緊急報告書を発表。このまま温暖化が進むと、2030年には最大で14%、2100年には最大で57%、今よりも山火事が増えると警告した。

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