UAEで行われているCOP28の首脳級会合に出席した岸田総理は脱炭素社会に向けて石炭から脱却する決意をみせた。一方イギリスのチャールズ国王は世界の気候変動対策は軌道から大きく外れていると指摘し、対策の遅れに警鐘を鳴らした。COP28では各国の気候変動対策を国際基準で評価するグローバル・ストックテイクが行われる見通しで、温暖化対策に実効性のある合意が得られるかが焦点となる。近年、海が大気の構造や変動に影響を与えることが指摘されていて、特に日本周辺は温暖化の影響を強く受けるホットスポットであることもわかってきた。専門家は日本の異常な高温や豪雨などがどのように影響するかますます調べなければいけないなどと話した。
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