国連は11日、世界の人口は2080年代半ばにピークに到達する見通しを示した。国連が11日に公表した報告書によると、現在、82億人の世界の人口は2080年代半ばに、およそ103億人のピークに達すると予想されている。その後、緩やかに減少し、今世紀末には102億人になるという。また、今年73.3歳に達した平均寿命は、2054年には死亡率の低下などにより、およそ77.4歳に延びるとしている。2080年までには、世界の65歳以上の人口は18歳未満の子供の数を上回るとし、高齢化が進んだ国では生産性を向上させるためテクノロジーを活用することなどを提言している。
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