旧ソ連のアゼルバイジャンで開幕した国連の気候変動対策会議「COP29」が2日目を迎え、首脳級会合が始まった。首脳級会合ではイギリスのスターマー首相、ウクライナのゼレンスキー大統領や、温暖化の影響が大きい島しょ国首脳らが演説する予定。「COP29」で焦点となっている途上国の温暖化対策への資金援助や、2035年に向けた二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量削減目標などを議論する見通し。気候変動対策に後ろ向きなトランプ氏が米大統領に返り咲くことが決まったほか、主要国のドイツやフランス、温室効果ガスの排出量が多い中国、インドなどの首脳も出席を見送ることになっている。
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