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「国連」 のテレビ露出情報

戦後80年のことし、高まり続けていると指摘される核兵器使用のリスク。核なき世界への道筋をどのように考えればいいのか。国連軍縮部門トップ・中満泉事務次長に話を聞いた。中満事務次長が指摘したのは「アメリカ・トランプ大統領への懸念と期待」だった。国際情勢について、満事務次長は「相変わらずリスクがあまりにも高すぎて危険な状態というべき。反面しっかり受け止めて理解して行動に移していこうといった態度を示してくれている加盟国も非常に多くなった」、トランプ大統領について「ダボス会議でのトランプ大統領の発言は非常に注目して歓迎している」と述べた。世界の政財界のトップが集まるダボス会議。オンラインで参加したトランプ大統領は「プーチン大統領は核兵器の削減という考えを気に入っていた。中国も気に入っていた」と述べ、ロシアや中国とともに核兵器を削減する意欲を示した。中満事務次長は「“際限なく軍拡競争をやっていこう”となると、どの国にとってもプラスになることではない」と述べた。
アメリカ・トランプ大統領が掲げる自国第一主義の考えが、世界的に広がっていることについて、強い危機感を示した。中満事務次長は「国際法への挑戦が続いていて、それに対する責任が問われない状況が広がってしまう懸念ももっている」と述べた。
核なき世界に向け、日本には何が求められているのか。ノーベル平和賞を受賞した日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)などが、参加するよう求めている核兵器禁止条約。ことし3月に開かれる締約国会議を巡り、政府与党は、与党の議員を派遣する方向で調整に入った一方、政府のオブザーバー参加はこれまでと同様見送ることにしている。中満事務次長は「国会で広く議論されるようになったのは非常に重要なこと。核兵器をなくすこと、廃絶することが達成しなければいけない大きな目標。日本がどうかかわっていくべきか、広くさまざまなところで議論を深めてほしい」、日本の果たすべき役割については「核兵器の分野では唯一の戦争被爆国で、日本からのメッセージはウエイト(重み)がある。リーダーシップをとってほしい」と述べた。ことしは戦後80年、国連創設から80年という節目。中満事務次長は、「国連ができたときの国際状況と今の状況は全く違うので、国連を機能させるには、状況に合わせて変えていくことも重要」と話していた。機能不全に陥っているともいわれる安保理の改革などを進められるのかどうか、国際秩序を守るため、国連も試されることになる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月4日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
ガザ地区で、米主導の「ガザ人道財団」による配給場所周辺でイスラエル軍の攻撃が相次ぎ、死傷者が出ていると伝えられる中、財団は「4日の配給を行わず、翌5日に再開する」と発表した。国連などは、食料の配給は国連が中心の枠組みで行うよう繰り返し求め、財団による配給を批判している。

2025年6月3日放送 14:00 - 14:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース・気象情報)
国連総会で2日、次の総会議長にドイツで外相を務めたベアボック氏が選ばれた。しかし、国連関係者によると、対立候補がいなかったにもかかわらず、ロシアの意向で異例の投票となり、全会一致とはならなかった。ロシアの代表はベアボック氏について、他の国を絶えず脅迫し、ウクライナへの軍事支援の増額とヨーロッパ各国の軍事予算の増額を主張してきたなどと述べ、議長選出に強く反発し[…続きを読む]

2025年6月3日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
日米韓など11か国は北朝鮮への制裁の実施状況を監視していた国連の安全保障理事会の専門家パネルが去年、ロシアの拒否権で活動を停止したことを受けて、新たな監視チームを設立し、5月29日に初めての報告書を発表した。これについて、北朝鮮外務省は2日、北朝鮮とロシアの協力を妨害する政治的な挑発だと非難した。

2025年5月10日放送 11:30 - 13:30 テレビ朝日
ワイド!スクランブル サタデーANN NEWS
NPTの準備委員会は2週間にわたり議論を続けたが最終日の9日、核兵器の量的拡大への懸念や透明性向上などについて指摘した「勧告案」の採択を断念した。各国の意見の相違は埋められないまま「議長による勧告」をまとめるにとどまった。今回の準備委員会は来年の再検討会議に向け各国がどこまで歩み寄れるかが焦点だったが、懸念を残す形となった。

2025年5月9日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびJNN NEWS
初のアメリカ出身の教皇の誕生にアメリカ国民は「アメリカに起こった最高の出来事の一つです」「おどろきました アメリカは今それほど好かれていないと思っていたので」などの声があった。トランプ大統領はSNSで「おめでとうございます 我が国にとってこの上ない名誉です」などと祝意を表した。国連・グテーレス事務総長も声明で「すべての人にとって公正で持続可能な世界を構築して[…続きを読む]

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