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「国連」 のテレビ露出情報

コスタリカはここ10年で障害者の福祉が大きく進み、中南米の先進地とされている。自立した生活を保障することが国の基本方針となっている。こうした福祉政策が導入される原動力となってきたのが、ウェンディ・バランテスさん。17年前、障害者の市民集会で障害者支援のNPOを運営する廉田俊二さんと出会う。翌年、バランテスさんは廉田さんのNPOで1か月半にわたり研修を受けた。そのとき初めて知ったのが、障害者が介助者を利用して日常生活を支えてもらうというコスタリカにはない制度だった。日本では介助者は公費で利用できる。バランテスさんは、この介助サービスこそが障害者の自立には不可欠と考えた。廉田さんは、バランテスさんの姿を見てコスタリカの社会を変えようと提案したという。バランテスさんは帰国後、障害者支援団体を立ち上げた。当時コスタリカでは、家族の介助負担が問題となっていた。バランテスさんはJICAから援助を受け介助者の育成を開始し、自身も自立生活を始めた。すべての国会議員を訪ね、介助者の費用を国が負担する制度の創設を訴えた。活動を始めて7年後、280キロにわたるデモ行進を行う。多くのメディアが報道し、世論を味方につけた。2016年、障害者の自立の権利を保証する法律が議会で成立し、中南米で初めて介助者の費用を全額公費で負担する制度が誕生した。
ロシオ・モラレスさんは、介助は中学に通う2人の子どもに担ってもらう生活だった。現在は1日6時間介助を受けている。コスタリカの成功に触発され、他の中南米やカリブの国々でも障害者たちが動き始めている。ラテンアメリカ自立生活ネットワークが結成され、13カ国の障害者が定期的にミーティングを開きどのように制度を作っていくか話し合う。バランテスさんの団体を訪問し研修を受けたパラグアイの障害者たちは、4年前にコスタリカをモデルにした仕組みの導入を目指し団体を設立した。おととし、ボリビアでは介助サービス導入のための法案が作られた。運動は国連にも広がりを見せている。中南米のリーダーが運動を世界に発信し、自立生活革命と呼ばれるようになった。障害者の運動は、モンゴルなどアジアの国々でも広がっている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月28日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンSPOTLIGHT
国際連合人口基金(UNFPA)は、アメリカ・ニューヨークからケニア・ナイロビへの事務所の一部移転を始めている。UNFPAは妊産婦の死亡率が高いアフリカでのプロジェクトが多く、出張旅費やビルの賃料など年間4億円余の節約になるという。また、ユニセフや国連女性機関(UNWomen)もナイロビへの一部移転を考えているという。グテーレス事務総長は、抜本的な構造改革「U[…続きを読む]

2025年7月28日放送 5:25 - 8:14 フジテレビ
めざましテレビNEWS
東京・葛飾区で、広島と長崎の原爆犠牲者を追悼する式典が開かれ、小池知事や都内に住む被爆者ら141人が出席し、犠牲者への追悼とともに、核兵器が二度と使われることがないよう願いを込めて、黙祷が捧げられた。小池都知事は、現在、都内在住の被爆者が約3300人いるとしたうえで、子どもたちに平和を引き継ぐべく全力を尽くしていくと述べた。ことしは、被爆80年の節目の年で、[…続きを読む]

2025年7月26日放送 11:00 - 11:03 テレビ東京
TXNニュース(ニュース)
イランは英仏独3か国と、イスタンブールで外務次官級の協議を実施。3か国は8月中に核開発制限に進展がなければ国連制裁を再発動すると警告した。

2025年7月26日放送 4:00 - 4:45 TBS
TBS NEWS(ニュース)
東京都・小池百合子知事がグテーレス国連事務総長に対し、国連機能の一部を東京都に誘致することを提案した。小池知事は国連の経済社会理事会に出席し、「国際的な課題に国ではなく都市間で連携して取り組んでいくべき」と強調した。

2025年7月25日放送 23:30 - 23:40 NHK総合
時論公論(オープニング)
今回は問い直されている国際法の意義について考える。

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