軍事利用に導入されているAIについて解説。起こった大きな変化は2つ。1つは、戦場の不確定情報を払拭したこと。攻撃を効率的に行えるようになった。もう1つは、敵の発見から攻撃までにサイクルをかなり短縮した。なおかつ精密攻撃ができるようになったことで、攻撃対象を個人レベルまで絞るこ とができるようになった。アメリカの攻撃の意思決定プロセスは、目標発見・位置特定・追尾・攻撃手段選定・攻撃・効果評価の6段階で行う。 これまで数時間から数日かかっていたプロセスを数分でできるように。LAWSは攻撃目標の選定から追跡・攻撃を人が関与することなく行う。結果に対する倫理、行動に対する倫理が問われる。今年の11月までに政府の専門家会議は勧告を行う。さまざまな意見がある中で規制が追いつかないことが現状。11月の勧告では、どのような手段が適切なのかについて国連の特定通常兵器使用禁止制限条約の締約国会議に提出する。規制対象の議論は合意後も続くと見られる。自動化バイアスという課題もある。AIの出す答えを疑わなくなる認知バイアスのこと。LAWSを使う局面において、責任の所在は司令官にあることが国際的にも合意されている。しかし、誤爆の賠償責任は議論が収束していない。あすは坂梨祥さんが出演する。佐藤さんは坂梨さんに「戦闘での優越は戦争の勝利につながるか」を聞きたいとしている。
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