アメリカ・ニューヨークで開かれていたNPT(核拡散防止条約)の再検討会議は22日、核軍縮の方向性を示す最終文書を採択できず、3回連続での決裂となった。最大の焦点となったのは、最終文書の草案の「イランはいかなる核兵器も追求・開発・取得してはならない」という文言で、保留を占める括弧で括られていた。会議開始を予定より2時間以上遅らせ、ギリギリまで水面下の協議が続いたが、全会一致での採択には至らなかった。ビエット議長は「世界をより安全な場所にする極めて重要な機会を逃してしまったことに失望している。条約の将来を心配している」などと述べた。会議でアメリカは、イランのせいで合意に進むことが出来なかったと批判。イランは、文書の文言がさらなる違法な攻撃や侵略行為の正当化に悪用されることは容認できないと反論し、最後まで非難の応酬となった。
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