高圧ガス工業の常圧スマート浸炭はアセチレンガスを使うことによってきれいに浸炭させることができて、熱処理で発生するCO2を90%以上削減できるという。これまで使っていた浸炭炉を有効活用でき、追加の設備費はほとんどかからないという。高圧ガス工業今最も力を入れている開発はカーボンナノチューブ。高圧ガス工業ではカーボンナノチューブをアセチレンガスから量産することに成功した。一般的なカーボンナノチューブの長さは0.01mm程度だが、アセチレンガスから作ったカーボンナノチューブは最長3mm。それによってカーボンナノチューブを引き出してシート状にすることもできる。