日米財務省会談について池田さんは「もともとこの階段は注目度は高く、アメリカのベッセント財務長官と日本の加藤財務大臣がドル円をどちらかというとドル安方向に修正し、日本側としては協力を要請されるのではないかというのがあったが、この2週間は大きく様子が変わってきている。アメリカは関税政策を打ち出した時に、ドル高になるとみていたがむしろドル安になってしまった。2つ目はただドル安になっただけではなく株も債権も売られ、通貨の信認を毀損してしまった形になったので、今はドル安政策をなるべく封印したほうが良いという判断に変わったということではないかと思う」と話した。西濱さんは「ある程度アメリカ側の手の内が見えてきたので、日本のいろんな交渉の試金石が重要になる。一方でアメリカとの交渉をやりつつも他に苦しんでいるアジアの国々関して言うと、日本が作ったCPTTPを使うとか、RCEPを使うとか、自由貿易が大事だというのを維持しつつアメリカとの交渉もきちんと進める。に方面作戦をきっちり進める必要があると考えている」などと話した。