安土記者が坂口氏の研究について解説。免疫が暴走して正常な細胞を傷つけるときに、制御性T細胞が免疫反応の暴走を抑えるブレーキ役となる。発見された当初は免疫を抑える免疫細胞は存在しないと言われていたが、存在が証明されると常識を覆す大発見と評価された。坂口氏は、免疫反応が抑えられているときに制御性T細胞を取り除くとがんや慢性的な感染症を治すことにつながる、制御性T細胞を増やしてアレルギー反応や臓器移植の拒絶を抑えることも可能になると話した。
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