耐用年数を超えた下水道管の割合は2023年に7.4%、43年には42%に急増する見通しで点検や補修が追いつかない状況。千葉市の住宅街で36年前に設置された下水道管の点検作業に同行した。腐食の恐れがある下水道管は5年に1回以上の点検が義務付けられている。市の職員や専門の点検員が市民の安全と生活を守っているが、限られた予算に人手不足もあり、一気に老朽化する現場を回りきれない。千葉市は去年下水道料金の5.4%値上げを実施、更に来年度には13.6%の値上げが必要と試算している。
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