今、イネカメムシがコメ生産に大きな影響を及ぼしている。農研機構によるとイネカメムシは1950年代まで稲の主要害虫とされていたが、効果的な殺虫剤の普及で絶滅寸前まで激減。しかし、2010年代後半から再び被害が深刻に。埼玉県は1平方メートルあたりの個体数が同期比で約43倍になっていた。イネカメムシ増加の原因は高温化。また、昨期を分散させる農法が増えていることによって餌が常に存在していることや、殺虫剤への耐性も影響しているという指摘もある。コメ農家・山崎康成さんは「収穫した時に初めて被害に気付いた」と話す。このイネカメムシの増加によってコメの収穫量や品質の低下が懸念されている。食べても問題ないが斑点米が存在すると等級が下がり販売価格が低下してしまう。新潟食料農業大学・青山浩子教授は「高温化が最大の要因ではないかと思う」などとスタジオでコメント。日米関税協議ではコメの輸入について合意があった。ホワイトハウスは日本はアメリカ産のコメの購入を1.75倍に増やすとしていて、ミニマムアクセス米のアメリカ産のコメの割合が約79%に拡大する。石破総理は国内でもコメを増産することを検討してるが、青山教授は「コメの量全体を上げるのは政策的にもバックアップをしないと現在のエネルギーだけで頑張れと言っても厳しいと思う」などとスタジオでコメント。
