子どもたちの不安にどう向き合うかある中学校の保健の授業を取材した。石塚里沙さんは今、子どもたちに向き合う力を培おうと1年間研修制度を利用し大学に通い、若者のメンタルヘルスを学んでいる。石塚さんは自殺対策などを研究する教授のもとで、専門的知識を得たいと考えた。学び始めて半年、石塚さんは勤務する学校で授業を行った。テーマはひとりぼっちでも前向きな考え方ができるようにすること。そして人との関係の作り方。授業を受けた女子生徒は「みんな違う価値観で生きてるからうまく付き合っていくのがいいと思った」などと話した。石塚さんは「少しでも和らいだりという存在になれたら」などと話した。