年々高騰していくマンションの価格。去年東京23区の新築マンションの平均価格はついに1億円を突破。いま注目されているのは、団地。その多くが1960年代から本格的につくられたもので、建物の古さやエレベーターがないところもあり敬遠されがちだった。古い団地がリノベーションで驚くほどゴージャスに生まれ変わる、団地リノベーションの最前線を取材。品川区にある八潮団地、築40年で古いが、最寄りの駅から徒歩10分と好立地。3年前に3700万円で77平方メートルの部屋を購入した一家は、1500万円かけフルリノベーション。大きな団地は都市開発として建設されたものが多いため、周辺に学校、病院などの施設が充実していて利便性が高い。心配なのは耐震性。購入の際には耐震性のチェックを必須。埼玉県にある築40年の団地、8年前に2100万円で購入し広さは96平方メートル。安く購入できた分、1600万円かけてリノベーション。神奈川・藤沢市の団地では洋服や生活雑貨で知られる無印良品もリノベーションに参戦。