きのう投開票が行われた参議院議員選挙。野党が躍進する中、与党・自民党本部の開票センターでは当選確実の候補へ付けるバラはまばら。自民党は6時過ぎ時点で改選前の議席数52を13議席減らし39議席に。また、連立を組む公明党も愛知や埼玉の選挙区で議席を落とすなど現時点で8議席に留まっている。自民党敗北の象徴だったのが32ある1人区。四国では全敗し、森山幹事長のお膝元の鹿児島県でも野党候補に自民党候補が競り負けるなど、1人区は14勝18敗という結果になった。与党が議席を大きく減らし過半数を割り込むのが確実となる中、大きく議席を伸ばしたのは参政党。改選前の1議席から午前7時時点で14へと伸ばし大躍進。国会に単独で法案を提出できる10議席を上回った。神谷代表は現時点で自民・公明との連立に否定的。さらに国民民主党なども石破政権との連立を否定した。一方で公明党との連立与党で過半数割れとなった自民党・石破総裁は政権続投への意向を示唆した。