令和のお墓事情。墓じまいなどについて徹底討論。お盆や秋のお彼岸で親族と集まる中、お墓で悩んだ人も多いかもしれない。実は様々な理由から墓じまいが増加。数にするとこの10年で約2倍に増えたという。そもそも墓じまいとは古い墓を撤去し更地にして使用権を返却、そして、遺骨をお引越しして新たに納骨すること。墓じまいを行う理由についてある調査の結果をみてみると最も多かったのは「お墓が遠方にある」次いで「お墓の継承者がいない」「維持費」などが挙げられていた。実際に街のインタビューでは「お墓に入れてほしくない。主人のところに入りたくない(墓じまいしたい)」など意識している人が多い印象があった。葬儀とお墓のコンサルタント・吉川美津子さんは「亡くなると~家のお墓に入りその墓が子々孫々守られて次世代につないでいくというのが今までのスタイル。自分の生まれた土地を離れて都市部とか別のところに暮らしている。そもそも継ぐ人がいない。いま考え方が変わってきている」などコメント。