ノンフィクション作家・堀川惠子さんは、腎臓の難病を患っていた夫・新さんを8年前に亡くした。新さんは38歳から人工透析の治療を受けていて、腎臓移植のおかげで透析が必要な時期もあったが、亡くなる1年ほど前から透析を再開した。余命が1か月を切ったと告げられたとき、透析をやめると新さんは決断した。緩和ケア病棟に入れないか打診したが、がん患者限定だと断られた。惠子さんは、夫の苦しみを無駄にしたくないと考えている。
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