横浜を待ち受けるのは全国の強豪校による横浜包囲網。その筆頭とも言えるのが去年のセンバツ優勝の群馬・健大高崎。チームの売りは強力な投手陣。エースの石垣元気は世代No.1投手。去年のセンバツ決勝で、石垣からマウンドを引き継ぎエース番号1を背負って登場した佐藤龍月は、チームを悲願の日本一へと導いた。しかし去年7月、疲労骨折と靭帯損傷。佐藤は高校生としては異例となる左ひじのトミー・ジョン手術を受けた。健大高崎・青柳監督は「非常に責任感が強いなと思った」などと述べた。辛く険しいリハビリ生活。決してくじけない男の姿に石垣は「自分ももっと頑張らないといけないなという気持ちになった」などと述べた。今年4月、佐藤は夏の地方予選を前にブルペン復帰。7月19日、全国高校野球選手権群馬大会3回戦で357日ぶりとなる公式戦に登板。佐藤は自己最速タイとなる147km/hをマークした。どんな時にも支え合い高め合ってきた健大高崎のWエース。集大成の夏が始まる。今年の甲子園はまだまだ注目校がいっぱい。2018年、日本中に巻き起こした金農旋風。今大会、意外な巡り合わせがあった。
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URL: http://www.hotoku.ac.jp/
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