自民党総裁選に向けて、9候補が沖縄で演説を行った。石破茂元幹事長は普天間飛行場の辺野古への移設は政府として、党として決定したが、沖縄の皆様方のご理解を得たかというとそうではなかったと述べ、安倍政権の幹事長をしていた私の責任は極めて重いと謝罪した。そのうえで国際大学でのヘリ墜落事故の際に沖縄の警察が検証できなかった事をあげ、在日米軍の施設使用等を定めた日米地位協定の見直しに着手するとしている。また、林芳正官房長官は政府の方針にのっとり辺野古移設を進めるとしている。河野太郎デジタル大臣は軍拡路線の中国を念頭にした議論の必要性について言及。茂木敏充幹事長は増税せずに防衛力は強化できると主張。高市早苗経済安保担当大臣は経済成長こそが国力を強くすることに繋がり、防衛・外交などの強化につながると主張。上川陽子外務大臣は米兵による性暴力事件について言及し、厳しい姿勢で交渉に臨むとしている。