今年の箱根駅伝は青山学院が総合優勝を果たした。駒沢に2分38秒差を付ける中、下りとなる野村昭夢選手は区間2位で駒沢との差を4分17秒に広げた。7区は山内健登選手で区間3位で駒沢との差を4分44秒に広げた。青山の8区・塩出翔太選手が区間記録に迫る1時間4分で区間賞、9区の倉本玄太選手も1時間8分51秒で区間賞となり、最後は2年の宇田川瞬矢選手がたすきをつないで2年ぶり7回目の総合優勝とともに10時間41分25秒の大会新記録を樹立した。シード権を獲得できる10位争いは中央大・吉居駿恭選手が満身創痍になりながらも兄・大和選手から水を受け取りながら区間賞を獲得する活躍を見せたが、帝京大学・島田晃希選手が差を縮めて9位に踊り出るとともに、東海と大東文化はわずか1秒差というデッドヒートを繰り広げる様子を見せている。