塩釜市の塩釜水産物仲卸市場は、1965年に設立され、一般の人も買い付けが出来ることから観光客も多く訪れている。暑さが厳しさを増すなか、これまではそれぞれの店舗が扇風機を設置するなどして対策を講じていたが、市場全体で取り組む必要があるとして暑さ対策では初めてとなる大規模改修をおこなうことが市場への取材でわかった。屋根の上にパイプを設けて10分に1回程度約80Lの水をまき、その蒸発で屋内の体感温度を3~4度下げることが見込まれているという。また、入り口にもミスと噴射装置を設置するほか、事業者向けエアコンを設置した個室も作るという。