買い物の変化について近野宏明が解説。物価高騰による買い物の変化についての調査では、変わったが45%、かなり変わったが20%で65%を占めた。特に変化のあった商品は野菜と精肉。普段から複数のスーパーを使い分けているかの調査では20代~30代は73%、40代は80%、50代以上は88%となっている。具体的には価格が70%、品揃えが52%、品質が47%、アクセスの良さが33%、クーポンやキャンペーンの有無が24%。物価高を受けて生協は11月末まで「くらし応援全国キャンペーン」と銘を打ち、約180品の加工食品や冷凍食品を1割程度値引きするキャンペーンを行っている。ドン・キホーテでは月ごとに20商品以上の商品を選び1~3割引されている。墨田区にある「ブランデ オリナス錦糸町店」では、食品売場にカフェやバーを設置して買い物以外に店に来る目的を作っている。試食を行うコーナーでは1日2回立ち食い寿司店が開かれている。