先月の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が、去年同月比で2.3%上昇した。中でも米類は58%余り上昇し、上昇幅はこれまでで最も大きくなった。東京・墨田区にあるスーパーでは9月に新米が入荷してからも、米の価格が例年に比べて高い状態が続いている。消費者物価指数は、そのほかの品目でも上昇。チョコレート19.3%↑、国産豚肉6.5%↑、オレンジジュース29.8%↑。原材料価格の上昇や猛暑の影響で供給が減ったことなどが要因だとしている。
物価高が続く中、生活に困っている人たちに少しで多くの物資を届けようと、工夫する動きも広がっている。埼玉県草加市のスーパーの敷地内にある施設は「コミュニティーフリッジ(公共冷蔵庫)」と呼ばれ、事前に登録したひとり親世帯などが、企業や一般家庭から寄付された食料品や日用品を無償で持ち帰ることができる。施設の売りは、人目を気にせず利用できること。建物は無人で、24時間、出入りが可能。設置から2年以上経ったが、今では600世帯以上が利用しているという。
物価の見通しについて、専門家は「これ以上円安が進まないなら来年半ばぐらいから鈍化するのではと予想。高い水準のまま高止まるようなイメージ」とコメント。
物価高が続く中、生活に困っている人たちに少しで多くの物資を届けようと、工夫する動きも広がっている。埼玉県草加市のスーパーの敷地内にある施設は「コミュニティーフリッジ(公共冷蔵庫)」と呼ばれ、事前に登録したひとり親世帯などが、企業や一般家庭から寄付された食料品や日用品を無償で持ち帰ることができる。施設の売りは、人目を気にせず利用できること。建物は無人で、24時間、出入りが可能。設置から2年以上経ったが、今では600世帯以上が利用しているという。
物価の見通しについて、専門家は「これ以上円安が進まないなら来年半ばぐらいから鈍化するのではと予想。高い水準のまま高止まるようなイメージ」とコメント。