新田恵利が大学で客員教授として活躍している。1985年おニャン子クラブでデビューし、一斉を風靡した。翌年ソロデビューも果たし、1980年代のアイドルブームを牽引。40年が経過し、彼女の姿は大学の教室にあった。新田恵利はデビューしてすぐ父が他界。その後母と二人三脚で歩んできた。2014年、骨粗しょう症による骨折で入院していた母が要介護4に認定される。その日から在宅での介護生活が始まった。2021年に母を看取るまでの6年半による在宅介護。その体験を学生たちに伝えている。2023年に淑徳大学の客員教授に就任。年4回の基本講義と特別講義などを担当。介護について話しをするのはやりがいがあると話す。親子間のコミュニケーションがどれだけ密なのかによって介護が変わるなどと話し、学生には「今からやれば最後が楽」と伝えていると明かした。