日本時間のけさ開かれた晩餐会。ロバート・デ・ニーロのほか、アメリカ経済界の大物やクリントン元大統領夫妻など、錚々たるゲストが招かれた。岸田総理は、英語でジョークを連発した。晩餐会には、YOASOBIのAyaseとikuraも招待され、ポール・サイモンが往年の名曲を披露した。日本の総理大臣としては、9年ぶり、バイデン政権下では5人目となる国賓待遇という外交上最上級のおもてなしを受ける岸田総理。アメリカの建国250周年を記念し、250本の桜を新たに日本から送ることを決めたという。輪島塗のコーヒーカップなど、バイデン大統領夫妻に様々なプレゼントを用意した。中には、スーパーマリオのグッズがあり、バイデン大統領の3歳の孫へのプレゼントだという。この孫は、9年前に亡くなった息子と同じ名前がつけられていて、バイデン大統領はとても可愛がっているという。日本時間未明には、日米首脳会談が行われた。日米同盟の強化が最大のテーマとなった。在日米軍と自衛隊との一体化が進んだほか、米英豪の安全保障の枠組み「AUKUS」でも、日本に協力してほしいとの期待が示されている。安全保障分野での連携強化で、一定の成果をおさめたとみられる。岸田総理は、共同会見の質疑のなかで、「同盟国たる中国」と言い間違える場面もあった。岸田総理は、日本時間あす未明、連邦議会上下両院の合同会議で演説する。