米国大統領選挙。石破総理大臣は現在、執務室で公務にあたっているものとみられる。接戦が伝えられる中、政府はハリス氏とトランプ氏、いずれが選ばれても米国との同盟関係を基軸とする外交安全保障政策に変わりはないとして両陣営との関係構築を図ってきた。ある外務省幹部は「これまで両陣営とはさまざまなルートで接触してきた」と明かしている。また防衛省幹部は中国や北朝鮮の動向など日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増していることを踏まえ、引き続き日米同盟をもとに抑止力と対処力の向上が不可欠だと指摘する。石破総理大臣は次の大統領とできるだけ早く個人的な関係を築くため首脳会談を行いたいとしていて、今後の外交日程も見据えながら会談の時期を探る考え。