石破総理大臣はノーベル平和賞を受賞した日本被団協と面会した。石破総理は「ノーベル平和賞受賞は極めて意義深い」と強調した。田中代表委員と和田事務局次長は先月に「大下容子ワイド!スクランブル」に出演。核廃絶を強く訴えていた。きのうの面会の終了後、田中代表委員は「反論する時間も設けられていなかったので被団協として収穫がある総理との面会だったということには、私の受け止め方としてはなかったというのが残念」。メディアが撮影を許可されたのは冒頭のみ。時間は約30分間。日本被団協のメンバーが主張を伝えることができたのは各2分程度。議論ができるような時間は設けられていなかったという。面会での印象は?田中代表委員と和田事務局次長に話を聞く。田中代表委員は「ちょっと反省をしている」。3月に行われる核兵器禁止条約の締約国会議に日本がオブザーバー参加することを求める。石破総理から明確な回答はなかった。2017年に国連で採択された核兵器禁止条約。国連での演説を行うなど精力的に活動していたのが和田事務局次長。「外務省と面談してもいつも同じ答えしかでてこない。変わるものがない」。日本被団協は今後も議論の場を設けるよう要望していく。田中代表委員は「引き続きどのように展開されているかということもマスコミにも報道していただきたい」などと語ってくれた。