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「外国人居留地」 のテレビ露出情報

古くから国際貿易の拠点の一つとして栄えた長崎市。今も町のあちこちに異国情緒が息づいている。長崎市の東山手・南山手地区は明治期などに建てられた53もの洋風建築が残るかつての外国人居留地。今もなお現役で使われている住宅は少なくない。この町の洋館を建てたのは当時活躍していた外国人商人たち。イギリスやロシア、アメリカなど最盛期には2000人近くが住んでいた。貿易などで財を成したとあって内部は堅牢な造り。窓や暖炉など100年以上当時の姿をとどめている。しかし、洋館での暮らしは経済的な負担も。1世紀を超える住宅とあって定期的な修理が欠かせない。坂道では明治期に整備された美しい石畳が続く。南山手レストハウスは江戸時代末期に建てられた洋館。イギリスの貿易商人だったトーマス・グラバーの弟の住居で、現在は無料の休憩所として誰でも利用できる。東山手洋風住宅群は130年ほど前に社宅や賃貸住宅として造られたといわれている。近頃では長崎に来た外国人との交流の拠点となっている。運営者は洋館での交流がもたらす新たな息吹を期待している。

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