きょうの東京株式市場はほぼ全面安の展開となり、日経平均株価は1000円近く値下がりした。東京市場では米国・トランプ前大統領が中国への強硬姿勢として半導体産業への規制に言及するなどしたことから、ハイテク関連銘柄を中心に売りが広がった。日経平均株価は971円ほど安い4万126円35銭で取引を終えている。きょうの外国為替市場の円相場もトランプ氏が円安ドル高に懸念を示したと報じられたことが、円を買ってドルを売る材料となり、一時1ドル155円台前半をつけた。約1か月ぶりの円高ドル安水準となった。米国の市場では、トランプ前大統領の返り咲きを織り込んだ「トランプトレード」と呼ばれる動きが広がっている。