- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 中垣正太郎 平出真有 松波俊哉 阿部健児 重見吉徳
オープニング映像が流れ、片渕茜らが挨拶した。
河瀬と株の値動きを伝えた。
FRBのバー副議長が10日に講演し、銀行への資本規制強化について、当初の案より緩和する方針を明らかにした。バー副議長が示した方針では、米国大手銀行8行に対し「中核的自己資本比率」を合計9%積み増すよう要求している。当初案の平均16%からは緩和した。資産が1000億〜2500億ドルの中堅銀行に課すの自己資本の積み増しも合計3〜4%にとどまるとしている。FRBは去年、シリコンバレーバンクなど、地銀の連鎖破綻を受け、銀行の資本規制強化を打ち出したが、銀行業界から「負担が大きすぎる。」と批判が噴出していた。今回の方針はそれに配慮したとみられている。
アメリカのJPモルガン・チェースのピント社長は10日、金融業界の会合で2025年の経費と純金利収入について「アナリストの予想は楽観的過ぎる。」と述べた。欧米メディアが報じたもので、ピント社長は、金利の見通しを考慮すると純金利収入が「約900億ドルとの予想は妥当ではない。」と指摘した。これを受け、JPモルガンの株価は5.2%下落した。ゴールドマン・サックスも「7−9月期にトレーディング部門が前年比10%減収になる。」等とソロモンCEOが述べたことで、株価が4.4%下落した。
中国からEU(ヨーロッパ連合)に輸入されるEV(電気自動車)への追加関税について、EU・ヨーロッパ委員会が、中国で生産されるテスラなどのEVに対し税率をさらに引き下げる方針であることがわかった。複数のメディアが関係者の話として報じたもので、各メーカーからの新たな情報に基づいた修正だという。テスラの中国製EVへの追加関税は、先月20.8%から9%に引き下げられていたが、さらに7.8%に下がるとしている。
米国の格安航空会社・サウスウエスト航空は、ケリー会長が2025年に退任すると発表した。サウスウエスト航空の株を保有し、物言う株主として知られる投資ファンド・エリオットマネジメントの要求に応じたもので、取締役のうち6人も11月に退任するとしている。サウスウエスト航空を巡っては6月、エリオットが株を取得したことに伴い、業績改善や経営陣の入れ替えなどを求めていた。
野村グループ・藤井摩耶によるリモート解説。10日のマーケットについて、藤井摩耶は「原油は大きく下落。OPECが世界の需要、成長見通しを下方修正したことなどが材料視されたと考えられる。ドイツでも失業率増加、景気懸念が高まっていて、世界的にややリセッションを警戒する動きになった。コア指数がプラス0.173%になると予想している。」等と解説した。
河瀬と株の値動きを伝えた。
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トランプ前大統領とハリス副大統領のテレビ討論会が日本時間10時から始まる。ニッセイアセットマネジメント・松波俊哉さんが「勝負は振り出しに戻った。ハリスの強みは若さと検察官出身とという経歴だ。手腕が注目される。政策面では税制がポイントとなると思う。」等と解説した。
経済情報を伝えた。
ニューヨークは、アメリカの入札が好調のため金利低下でドル円下落となった。松波俊哉はアメリカの利下げ開始後のドル円について、一旦円安方向へ揺り戻すのではないかと思っているなどとコメントした。金融危機なしとする理由については、ハイ・イールドスプレッドが低位安定しているからと理由を述べた。日銀の年内追加利上げの可能性については懐疑的に見ているという。
10年国債の情報を伝えた。
土信田雅之は、本日の国内株市場は日本時間今晩に予定されている8月分のアメリカ消費者物価指数の発表を控えていて高効果の出にくい展開が予想されるなどとコメントした。SOX指数とラッセル2000がどこまで上昇できるかが注目される。注目ポイントとしてメジャーSQと日経平均の株価水準を挙げた。
あす告示の自民党総裁選への出馬に意欲を示していた野田聖子元総務大臣が、立候補に必要な20人の推薦人確保のめどがただず、出馬を断念する方向で調整に入ったことがわかった。野田聖子元総務大臣は、出馬に意欲を示している斎藤経済産業大臣の陣営と一本化することも視野に協議したが折り合いがつかず決裂。野田元総務大臣は、断念した場合に小泉元環境大臣の支援に回ることを検討している。上川外務大臣は支援者との会合で、20人の推薦人が集まったことを明らかにした。きょうの午後、記者会見を開き正式に出馬を表明する。
公明党・山口代表は今の任期で代表を退く意向を明らかにした。山口代表は72歳で、2009年から8期15年間、党の代表を担ってきた。後任には石井幹事長を推す声もあり党内で調整が続いている。
中国の税関当局が発表した8月の貿易統計によると、輸入は前年比0.5%多い2176億ドルにとどまった。2カ月連続のプラスだったが、伸びは大幅に減速した。輸出は8.7%増加の3086億ドル。5カ月連続のプラスとなった。EVなどが好調だった。
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ガソリンに代わる燃料として、開発されている合成燃料について、ENEOSは事業化に向けた実証プラントの本格稼働を始めた。関係者によると横浜市のプラントで燃料の最初の1滴「ファーストドロップ」を採取した。完成した実証プラントの製造規模は、日量1バレルだが、2040年度をめどに作る商用プラントでは、1万バレルにまで規模を拡大させる計画。
JR東日本は2028年度から上越新幹線の一部区間で自動運転を開始すると発表。運転士が同乗するレベルから始め、2029年度以降に完全自動化を目指す。将来的には北陸新幹線、東北新幹線にも拡大する方針。自動運転導入により、需要に応じたダイヤ編成などが可能になるとしている。