日経平均株価がニューヨーク市場でハイテク株が上昇した流れを受けて半導体関連株を中心に買い注文が集中し、一時4万288円をつけた。きっかけはアメリカの半導体大手エヌビディアの株価が最高値を更新したこと。終値は4万円台を回復して取引を終えた。急反発した背景には半導体関連株の上昇以外に2つの要因があったという。マネックス証券の広木隆氏は、アメリカの長期金利が4.6%台に上昇し、それを受けて為替がドル高円安に動いたこと、このタイミングで安いところを買いたい、NISA非課税制度で買おうという個人投資家が増えたからではないかと解説した。