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「多和田葉子さん」 のテレビ露出情報

王谷晶の英国推理作家協会賞で、日本人作家の王谷晶さんの「ババヤガの夜」が、ダガー賞を受賞した。今回の受賞を機に、出版社は異例の26万部の重版を決め、累計発行部数は電子版も含め、32万部だという。英国推理作家協会は「まるで漫画のように日本のヤクザを描いたこの作品は、登場人物たちの深い人間性を際立たせるために、容赦のない暴力描写に満ちている。無駄のない展開で、独創的かつ奇妙ではあるものの、見事なラブストーリーを紡ぎ出している」などと評している。王谷さんは「ちょっと意地が悪いかもしれませんが、男性と女性の組み合わせで物語を書いたら、『何故男性と女性のコンビを出したんですか』とあまり聞かれないと思う。でも、同性の組み合わせだと目新しい。私の中では、女性の組み合わせやコンビ、恋愛でもそうでないものでもすごくナチュラルなもので、まず最初に頭の中に浮かんでくる。だから書いたという感じ」などと話している。「ババヤガの夜」は今後もブラジルなどでの翻訳が決まっており、海外では日本の女性作家の作品が高く評価されている。翻訳家・文芸評論家の鴻巣友季子さんは「日本文学がすごく欧米で人気があると言われていますけれども、女性の生き方であったりいわゆる男性優位社会の中で、どういう風に抑圧と闘ったり立ち向かったりしていくか。ババヤガの夜は自然に女同士が惹かれ合って、困難に立ち向かっていく。根幹の部分にある愛情や信頼などは普遍的なものだと思わせてくれる作品」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月8日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
王谷晶さんのババヤガの夜が日本人初ダガー賞受賞。王谷さんは短剣を意味するダガーを贈呈され「現実感がない」などとコメント。ダガー賞は1955年に創設され、すぐれた推理小説に贈られる権威ある賞。これまで横山秀夫さんや東野圭吾さんの作品が最終候補に残ったが受賞は逃していた。ババヤガの夜は、主人公の女性が暴力団会長の一人娘の護衛を任され、裏社会の闇に迫る物語。王谷さ[…続きを読む]

2024年10月10日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
ことしのノーベル文学賞の受賞者が発表された。東京・渋谷区では、文学愛好家が、その発表の様子を見守った。イベントを主催した浦野喬さんは去年、受賞者を見事的中させていた。浦野さんは「(ことしは)誰か上げろと言われたら、多和田葉子さんだと思う」と語った。参加していた男性は「推したいのは韓国・ハンガンさん」と語った。2024年のノーベル文学賞は韓国の作家・ハンガン氏[…続きを読む]

2024年10月10日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルANN NEWS
ノーベル文学賞がきょう発表となる。英ブックメーカーのラドブロークスによると「ノルウェイの森」などで知られる村上春樹さんは3番人気という。一番人気は「最後の恋人」で知られる中国の残雪さんだが、芥川賞受賞者の多和田葉子さんも注目されている。

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